2009年9月26日土曜日

律儀な花たち


            
 庭に紅白の曼珠沙華が咲いた。
十数年前に近所から分けて頂いたのを植えたものだ。
 彼岸花とはよくも名づけたもので、雨の多い年でも、日照りのつづいた年でも、また、冷夏でも暑い夏でも彼岸が来ると必ず咲いてくれる。
 今年も先週の終わりごろから花芽が出だし、きっちりと彼岸の中日には満開になった。
 自然の摂理とは不思議なものである、今更ながら感心することしきり。
 ところがいっぽうアメリカみずき、ことしの夏の後半の暑さに参ったのか、九月に入って葉が紅葉し始め、いまは半分ほど葉が落ちてしまった。異常な気候に敏感なものもあるのだ。来年花が咲くかどうか心配である。





 
















庭の

2009年9月12日土曜日

秋の訪れ


 9月9日重陽の節句の日、月下美人の花が咲いた。
 1月前に観察したときは蕾が五つ着いていたが、気候が不順だったせいか次から次にと落ちてしまい一つだけになった、それがやっと咲いてくれたのだ。
 今夜は咲きそうだと部屋の中に入れておいたのだが、見事に的中夜9時過ぎから開花しだした。
馥郁たる香りが部屋に満ち暫し至福の時、たった一輪それだけに余計愛おしく思えた。
 やっと美鈴が丘にも秋が訪れた、夜半耳をすますとコオロギの声が微かに聞こえてくる、凌ぎやすくなった。家内の父母が、そして私の父母また兄、いずれも暑い夏の最中に亡くなった、そんなことから秋がくると「嗚呼今年もなんとか生きている、よかった」と、しみじみ思う。